最高の愛 最終話(第16話)前半
ジンの告白に、感極まるエジョン。
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ジェニーの店でジンの出演番組を見ているジェニー・セリ・ピルジュ。
ジェニー「(性格は)あんなんだけど、トッコ・ジンssi、かっこいいわね…」
ジンの告白をじっと見てるピルジュ。ジンがエジョンとの交際を堂々と公表した様子を見て微笑む。
ジンの告白を見て、こちらも驚愕のエジョン父とエファン。
エジョン父「エジョンは今どこにいるんだ?」
エファン「番組収録しているけど…」
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トーク番組
MC「ク・エジョンssiは、この告白をご存じなんですか?」
ジン「いえ、知りません。今頃びっくりしていると思います。」
MC「私たちもびっくりです…」
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事務所でムン所長と一緒に番組を見るジェソク。
ムン所長「ジンのトーク内容、知っていたでしょ?」ジェソクは目を合わせられず、謝罪。
ムン所長「また、戦争みたいになるわよ…」
早速、事務所には記者からエジョンとジンについての取材電話が殺到。
慌てふためくジェソクに、ムン所長「前から好感をもっていましたが、少し前から恋人関係になりました。美しい恋を温かく見守ってください。」と言え!と指示。
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トーク番組
MC「トッコ・ジンssi、ク・エジョンssiのどこに惹かれたんですか?」
ジン「まず、とてもかわいいところです。ビジュアル歌手だというだけあって、とてもきれいです。催眠にかかったように惹かれていき、故障したかのように(感情の)コントロールがきかなくなりました。これが最後だとしても幸せだと思えるほど、本当に最高の女性です。ク・エジョンssiはトッコ・ジンの『最高の愛』です」
ジン「ク・エジョンssi、愛してます」
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放送終了後、エジョンの帰りを待っているジン。

ジン「トッコ・ジンはク・エジョンのプレゼント」
エジョン「(笑)」
ジン「俺はお前にしがみついたぞ。テレビであれこれ話しちゃったから、もう後戻りはできない。お前が責任をとれ!」そういって指輪を差し出すジン。
ジン「これが俺がお前にやれる未来だ。…受け取ってくれ。」
笑顔で左手を差し出すエジョン。
エジョンは指輪をした手でジンの手をぎゅっとつかむ。
エジョン「しっかり捕まえたから!」
ジン「ようやく捕まったな。もう、逃げようとしてこの手を放そうと思うなよ?」
エジョン「逃げる?寝言言わないでよ。絶対に放さないわ」
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エジョンは収録で訪れたジャガイモ料理店にあったジャガイモの花畑をジンに見せる。
ジン「どうして俺たちのジャガイモは咲かないんだ?」
エジョン「一度枯れそうだったからじゃないかしら?もう少し待ったら咲くわよ。」
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新聞の記事では、2人の交際の話が持ち切り。
「驚愕」「衝撃」の文字が踊り、気分が悪いエジョンに、俺とお前のレベルの差があるんだから、これぐらいは許容範囲だとジン。
俺のファンはどんなときでも味方だから…と2人の写真をアップするジンだが、ますます叩きまくられる2人。
エジョンだけでなく悪口はジンまで及ぶ。
「ジンには失望した」
「エジョンに惑わされて情けない」
「手術後、男性機能が失われ、偽装交際しているんだ」などなど。
「反論をアップするぞ!!告訴してやる!」と興奮するジンに、「まだ、始まったばかりなんだから、今からこんなんで大丈夫?」と冷静なエジョン。
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ムン所長「こないだの番組、女性からしたらトッコ・ジンはかっこよかったし、ク・エジョンssiをうらやましいって思ったわ。でも、事務所の代表からしたら、最悪よ」
ジンの仕事への影響が予想以上に大きいというムン所長。
18社来ていたCMの話キャンセルとなり、残った1社は消費者金融のもの。
ジン「映画をやってまた成功すれば、イメージは回復するだろ?」
ムン所長「言ったでしょ?最悪だって。映画のオファーはなくなったわ。カンヌどころか、だれもトッコを使おうという監督はいないのよ?こちらから連絡しても、電話にでないわ」
さすがにショックのジン。
ジンからもらった指輪をみなにみせるエジョン。エジョン父は不安げだが、エジョンが幸せだというので温かく見守ることにした様子。
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エジョンとジンが婚約したことを(わざわざ)ピルジュに報告に行くセリ。
ピルジュ「気持ちの整理がついたので、中国に留学することにしました」
セリ「わたしも中国に進出することになって、今度映画の撮影で偶然行くことになったんです。向こうで会えますね」
ピルジュ「セリssiが行くところは北京ですよね?僕のところはそこから汽車で2日はかかるところですよ。」
ムっとするセリ。
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エファンは番組プロデューサーに収録中、ジンのことで撮影が混乱したことを詫びる。
いい気はしていないようなプロデューサーだが、「好きな人に告白されたくらいで番組降板はないさ。それに、ク・エジョンssiのコーナーは視聴率が2倍に跳ね上がってるんだ。みな腹を立てつつ、番組は見てるみたいだな」
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エジョン「トッコ・ジンssiはCMも映画の話も無くなってしまったのに、私だけ仕事を続けられることになってごめんなさい。」
ジン「お前だけでも稼がないとな。クビにならないようにがんばれよ。」
エジョン「今の仕事(食の番組)は、とても気に入っているの。スタッフはいい人たちばかりだし、リポートにお店に行くと、マ・チャングムと呼ばれて、私のことをとてもかわいがってくださるの。」
ジン「ご立派なマ・チャングムssiにサインをもらいたいな」
エジョン「いいですよ?どこにします?」
ジン「ここへ…」といってとりだしたのは婚姻届
びっくりするエジョン。
ジン「最初ク・エジョンに会ったとき、俺も何も考えずにサインしただろ?あんなふうに何も考えずにお前もぱっとサインしたらいいんだ。」
エジョン「どうしてそんなに急ぐんですか?」
ジン「世間の反応をみると、俺たちがすぐに別れると思っているようだ。恋人で終わる仲じゃないってことを、お前を妻にして見せつけてやるんだ」
エジョン「トッコ・ジンssiはもうサインしたんですね?初めてサインした時は、目障りだからウロウロしないでさっさとどけ!って言ったのに。」
ジン「どこかに行かずに、目の前をウロウロしてたおかげで、トッコ・ジンの妻になれて、おめでとう」

ジン「式の準備には時間がかかるだろうから、これだけでも先に申請しよう。」
ジン「光栄に思え!」

一瞬サインに迷うが、決心してサインを書くエジョン。
書類の申請を無事に終え、晴れて夫婦となる2人。けれど、世間の反応はやはり悪い…。
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事務所

ムン所長「トーク番組での交際宣言から突然の結婚発表まで、トッコがなにかするたびに全国民が大騒ぎよ。なんでこんなこと続けるの?」
ジン「俺がこういう行動をとり続ければ、攻撃は俺にむかってくるだろうからな」
ムン所長「望み通りってわけね。トッコが攻撃対象になってるわよ…」

ジンが最悪の状態にいるなか、一方のライバルのキム・ジュンソン(キム・ナムギルssi)は大活躍。ジンに話がきていたカンヌ常連監督の映画はもちろん、ジンが契約していたビタミンウォーターのCMまでもとられてしまう。
ムン所長「悪口言われるのは我慢できるけど、こんな風に無視されるのは本当に辛い。 私のトッコを小学生たちがあざ笑うなんて。」珍しく涙声になっていくムン所長。
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ネットでジンとエジョンのバッシング記事をチェックするジェニー。
バッシング記事の中には、2人に関する動画があるという噂も。
2人の『動画』について興味深々のジェニー。ジェソクがジンにもそういう動画があるが、ジェニーが想像しているような(ポルノ)ものじゃないと言う。
たまたまその場を通りすがったチャン室長。「トッコ・ジンの動画?」ときき、興味を持つ。
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映画を見に来た2人だったがあっという間に囲まれ、写真をとられてしまう。
エジョンは離れようとするが、ジン「見せつけるために来たんだから」と堂々。
映画の上映時間まで待合室で待つ2人。
そこへ、わざと聞こえるように悪口をいう女性客。
「わざわざ見せつけるように、映画館までのこのこ出てきたのかしら?」
「わたしだったらはずかしくって、家でひっそりしてるわよ」

キレかけるジンをなだめるエジョン。
エジョン「トゥグントゥグンを歌ってあげるから、気にしない、気にしない」
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事務所
「ジンとエジョン2人に関する動画がある」という噂が広がっている様子。
その噂をとめるため、ジンが手術前に託したDVDを返してくれというジェソク。
ジェソク「世間ではポルノだと思ってるところに、ポロロが出てきたらショックでしょう?」
ムン所長はジェソクにその件については誰にも言わないようにと口止めする。なにか考えがある様子。
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ジェニーからトッコ・ジン&エジョンに関する動画の噂を聞くエジョン。
動画1
月に変わってお仕置きしているエジョンとエジョンからのお仕置きが嬉しそうなジン

動画2
縄に縛られ、「もっと強くぶって♪」のジン
動画3
これ以上はとても言えないとジェニーが言うほどの内容のもの(笑)
その話を聞いてますますジンの心配をするエジョン。
ジェニー「キム・ジュンソンssiは国際映画祭で男優賞を受賞してるのに、トッコ・ジンssiは変な動画の噂だなんて辛いでしょうね」
エジョン「しばらくすれば落ち着いてくると思ったのに…。」
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ジンの家に行くエジョン。

エジョンが来ると見ていたテレビを消すジン。
かなり機嫌が悪いジン。
エジョン「?なんで消すの?」
キム・ジュンソンの授賞式のことをテレビでやってたのかな?と思ったエジョン。
ジンのご機嫌をとるべく「散歩に行かない?明日の遠足用にキンパブの材料を買いに行かない?」
エジョンを無視し、携帯を見続けるジン。
一旦は帰ろうとするエジョンだったが、意を決してジンに抱きつき、キム・ジュンソンssiの授賞式のこと見たの?と聞く。
ジン「なんで俺が(あいつのせいで)気分が悪くなるんだよ?俺は必ずカンヌに行くさ。お前をつれてって、俺がどれだけすごいか見せてやるから」
どうやらMBSに腹を立てているジン。
見ていたのは「カップルメイキング」の再放送。ジンとエジョンのゴシップで、エジョン出演の番組を何度も再放送しているらしい。ピルジュとエジョンが仲よさそうなのに腹を立てているジン。
ピルジュの前でセクシーダンスをやるといったエジョンを思い出し、俺の前でもやってみろとジン。
エジョンが拒むと、ヘルメットの代わりにこれをかぶってやれというジン。

カップルメイキングの初めのころ、人気投票&プレゼント企画がありエジョンに入れた票で当選し、エジョンのサイン入りキャップを手に入れたジン。エジョンに自慢(笑)。
エジョン「あの企画、かなり番組の始めだったのに。トッコ・ジンssi、その時からわたしのこと、好きだったの?」
うなずくジン。
いい雰囲気になったので、軽い気持ちで聞くジン。
ジン「ク・エジョン、あのとき『アムナ』漢方医に惹かれてたってことはないよな?」
エジョン「…。ちょっと(惹かれていた…)。」
がぁ!と声を上げ、ジン「怒らない、怒らない」と歯ぎしりする。「アムナ漢方医、消えてしまえっ



!!!」
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エジョンはマ・チャングム番組で地方ロケからの帰り道。ジンに電話して、「夕食までに帰るから。お土産にうどんを買ったよ。」とエジョン。
プロデューサーがエジョンの携帯画面(ジャガイモの花畑)を見る。
エジョンは「自宅のジャガイモの花も咲いたんですよ☆」とうれしそう。
無理に追い越ししようとした車のあおりを受けて、事故に巻き込まれるエジョンたち。
エジョンの帰りを待つジン。
ヒョンギュはネットでジンの悪口「ホグ」を見つけ、「アジョッシ、ホグって何?」と。
ジンは「ホグ=虎口って意味だ。噛まれて死ぬぞ」と脅かす。ネットを見るのを止めるヒョンギュ。
エジョンの事故の連絡を受けるジン。
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慌てて病院へ駆けつけるジン。
エジョンを見てパニくりまくるジン…。
おそるおそるエジョンに近寄る。
第16話 前半終了